体外受精(IVF)体験談５
体外受精(IVF)の体験談を公開しています。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。尚、メッセージは多少修正して掲載させていただいております。投稿済みの方も順次アップしていきますので、いましばらくお待ちください。
39歳 妊活歴2年
不妊原因
卵管癒着(疑い)・高プロラクチン
不妊治療の内容
過去に卵巣腫瘍で開腹手術をした経緯から卵管に癒着があるかもしれないといわれましたが、年齢がかなり厳しいので腹腔鏡よりも体外受精を選びました。一連の検査で、高プロラクチンであることがわかり、週に一度カバサーｓルを服用。生理前の高温期５日目よりスプレキュアを開始。採卵の二日前の夜まで一日３回。朝、昼、晩と時間は特に決めずに投与していました。期間が長いので結構ストレスでした。使用１８日目位から数日少量の出血がありました。周期１０日目より８日間、300mgをお尻に注射。私はさほど痛くなかったです。診察では、思ったよりも排卵誘発の反応が薄く、卵の数は４個・卵胞も17・3ミリと寂しい結果でしたが、過去の手術で片方の卵巣しか機能していないのと、年齢からすれば仕方ないのかもしれません。内膜は11ミリありました。採卵前日の早朝４時ぴったりにhcg１万単位を注射。その翌日午後２時に採卵しました。下半身麻酔のため、先生達の話し声や器具の音が聞こえますが、私は案外平気でした。触れられている感覚はうっすらありますが痛みは全くなかったです。採卵が終わり麻酔が切れてくると、少し下腹部に痛みがあり、排尿時に少量の出血がありました。私の病院は二泊三日と決まっていて、翌日は受精の結果を聞き、筋肉注射をします。結果３個受精しているとのことでした。もしかして０かと思っていたので、この数でも嬉しかったです。三日目に２個を移植し、貴重な１個は培養を進めて凍結保存してもらいました。朝はトイレを我慢するように言われ、移植にかかる時間は３分程度で、器具を入れる違和感はありますが、痛みはほんの一瞬チクッっとするくらいでした。終わると一時間安静にしてトイレにいけます。その後注射をしてから退院です。退院二週間黄体ホルモンの膣座薬を一日３回自宅で投与しています。五日目にhcg5000単位を注射しました。毎日注射するか膣座薬にするか選ぶように言われましたが、私は注射に通うのがストレスだったので、座薬を選びました。しかし一日３回は、結構面倒で、お腹が重い感じがあります。現在は妊娠判定待ちです。
かかった金額
20万円
メッセージ
結婚が遅く、こんな年齢になってしまいましたが、わが子を抱ける日まで頑張りたいと思います。体外受精は精神的にも肉体的にも金銭的にも費やすものが多いですが、私は旦那様との絆が深まったように思っています。この挑戦が失敗に終わったとしても、これからはずっと旦那様を大切に、二人三脚で進んで生きたいと改めて思うことができました。体外受精の経験がなかったら、このことに気が付かなかったのかもしれません・・・判定の日まで、穏やかな気持ちで待ちたいと思います。
35歳 妊活歴2ヵ月半
不妊原因
不明
不妊治療の内容
加藤レディスクリニック（以下KLC）でIVF-ETを行いました。卵管造影検査、ヒューナーテスト、いずれも問題ありませんでしたが、タイミング法で2周期とも妊娠に至らず、年齢の事と、体に負担をかけるステップアップ治療を行わないという病院の方針もあり、次の周期でIVFに挑戦しました。（初診から2ヶ月半というスピードでした。）自然周期採卵で、採卵日の前日にスプレキュアを2回吸入したのみで、薬の服用はありませんでした。KLCでは独自に開発した細いカテーテルで採卵するため、痛みが少ないとの事で無麻酔での採卵でした。手術台で横になり、消毒後、超音波モニタに卵子が映し出され、チクッとしま～す。がんばってください」との声で、歯を食いしばって痛みに耐えました。痛みのピークは卵一個につき30秒程度でしょうか。モニタで卵子が吸い取られるところをじっと見ていました。止血ガーゼを入れるまで思い生理痛のような鈍痛が続きますが、終わってすぐに手術室から歩ける程度でした。（痛みは個人差があるようです。卵の数が多い方はその分時間がかかり、痛みも続くかもしれません。）ベットで20分休憩後、出血等の異常がなければ帰れます。2日後の胚移植では手術室で分割した卵子の映像が見られます。スポイト状の物で卵子が吸い取られ、カテーテルで子宮内に移植後、超音波で子宮内の卵子の映像を見せてもらえました。この方法では、特に痛みはありませんでした。デュファストンを処方され、（子宮の形状によっては、子宮筋層に針を刺す方法での移植になる事もあるようで、痛みがあるかもしれません。その場合3時間の安静が必要なようです。）
かかった金額
40万円
メッセージ
葛藤の末、最初の不妊治療で最後の砦と呼ばれるKLCを選びました。初診からIVFまでかなりのスピードで戸惑いましたが、覚悟はしていたので、あとは天にゆだねる気持ちです。人生は努力しても思い通りにならないこともありますが、後悔しないようにできるだけの事をしようと思います。
30歳 妊活歴2.5年
不妊原因
子宮内膜症（ステージⅣ）、卵巣腫瘍
不妊治療の内容
結婚して３年半。すぐ子供が欲しいと考えていましたが、まったく兆候はなし。約２年前に、子宮内膜症、卵巣腫瘍でラパロ術。その後、タイミング療法半年程、人工授精７回実施しても妊娠せず。これまでの治療に見切りをつけて今回初めての体外受精（顕微授精）を実施しました。私の場合、今の医療機関は３カ所目です。不妊治療に身体的にも精神的にも疲れを感じ、逃げ出したくなったこともあり、不妊専門ではない一般の産婦人科に通院したこともありました。体外受精にむけての準備として、生理３日目からプラのバールを３週間服用、生理１８日目からナファレリールを１２日間点鼻しました。途中、子宮内膜ポリープがみつかり、生理９日目に子宮内膜掻爬術を実施し、子宮内膜をきれいにしました。そして、昨日採卵。１３個の卵子がとれました（うち変性卵１個）。実際に治療につかえたのは１２個で、通常の体外受精６個、顕微授精６個を実施し、本日受精が確認できたのは、顕微授精した４個のうちのたった３個でした。採卵した25％しか受精できなかったようです・・・。明日、移植予定です。がんばります！経済的な面を考えると、もし今回失敗してしまった場合は、少し間を空けなければならないかもしれません。
かかった金額
50万円
メッセージ
主人は非常に協力的なので大変感謝しています。でも、やっぱり不妊治療って孤独です。親や友人には全部は話せないし、主人にもプレッシャーをかけたくないので自分の中でどうにか消化させてしまうこともたくさんあります。そして、仕事との両立に行き詰まりを感じることもあります。きっと同じ思いをされている方はたくさんいらっしゃるかと思います。こういった広場に投稿させていただくのは初めてですが、「不妊治療されている方々が共感し合え、少しでも多くの方が治療成功しますように。」という願いを込めて・・・。
37歳 妊活歴2年
不妊原因
男性不妊でＩＣＳＩ（顕微授精）
不妊治療の内容
男性不妊で、数も運動率も低いのでもう有無を言わさずＩＣＳＩ（顕微授精）でした。
１．スプレキュアを高温期2日目より開始。副作用などは特にありませんでした。
２．生理3日目から注射開始。注射は腕だと痛いときいていたのでお尻にしてもらいました。交互にしてよくも むといいそうです。お風呂でもむといいです、しこりみたいになってしまうと毎回辛い。痛みは、だんだん痛くなる感じですが我慢範囲でした。
３．2回タマゴチェック後、採卵日決定.採卵日当日は、一時間前に点滴、採卵室で、静脈麻酔。麻酔は点滴から少し血管に痛い熱いような液が入るような気がしたら一瞬のうちに意識が遠のき、気がつくと終わっていました。おなかの痛みは少しチクリとする程 度。出血も少し血がつく程度でした。その日は2時間ほど安静に。
４．3日目、移植となりました。受精卵のグレード等説後、移植。全く意識があるので痛かった！その2、3、7日後に注射。16日後判定日でした。なんかおなかは重くだるい毎日でした。
かかった金額
50万円くらい
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