子宮外妊娠や子宮内膜症で腹腔鏡手術をした皆さんの体験談

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みんなの妊活体験談

腹腔鏡手術(ラパロ)体験談1

皆さんから腹腔鏡手術の体験談を投稿いただきました。心から感謝いたします。これから入院手術を控えている方は参考にしてみてくださいね。 皆様からのご投稿お待ちしています!

Rさん 31歳 不妊原因:不明

イギリスで腹腔鏡検査を受けました。不妊専門の病院に紹介されて、最初の検査がこの検査。この検査前は、かかりつけ医で血液検査と夫の精液検査をしてもらった以外は、問診のみしかしていません。1週間前に検査前検診(問診と血液検査)を受け、当日は、Day Surgery(日帰り手術専門)の部門にて、半日入院(8時-13時)。前の晩の真夜中から絶食したほかはとりたてて準備もなし。

当日:行く前にシャワーを浴び、8時までにタクシーで病院へ行く。着いた時にはすでに何人も人がいる。8時過ぎに呼ばれ、夫は「11時30分にここへ電話するように」言われ帰宅。検査着に着替えたあと、ナースにより問診。検尿、妊娠検査。 さらに、ドクターによる問診、検査についての再確認、承諾書に署名。検査に立ち会う別のナースが来て、頭髪カバーをつけ、ベッドを倒して麻酔室へ移動。「眠りましょうね」と言われた次の瞬間から記憶なし。

9時45分: ナースの声で目覚める。寒いと言うと、上にもう1枚かけてくれる。時計を見ると9時45分。麻酔室で見た時計の記憶が正しければ、検査は長くても30分はかかっていないのだと思う。

10時頃:酸素マスクがとられ、紅茶かコーヒー、トーストはいるか?と聞かれる。断って、とりあえずお湯を頼む。

10時半頃:再びトースト食べるかと聞かれ、また「いらない」と言うと、「帰る前に何か食べないと」と言われるので頼む。トーストは結局半分ちょっとしか食べなかった。

11時頃:検査着の上から1枚羽織って靴を履き、自分で歩いて待合室へ移動。

11時半頃:自分の服に着替える。着替え後に血圧を測り、手の甲の針も抜いてもらう。シャワーは今日は控えることと、5日後に抜糸に行くように言われる。痛み止め、気持ちが悪くなったとき用の薬をもらう。

12時頃:ドクターから検査結果を聞く。聞いたあとはまた待合室で待つ。

13時頃:夫と一緒にタクシーで帰宅。

帰宅後も、傷のあたりや、肩に痛みはないわけではないが、それほどでもなく、よく眠れるし、よく食べられる。薬も飲まずじまい。検査後1日目はほとんど横になって過ごす。痛みは時々感じるぐらいだが動くのはそろそろとしかできない。検査後2日目の朝、術後初めてシャワーを浴びる。数日は、ちょっと何かをしたら横になってのんびり過ごしていた。3日目の夕方ぐらいからは少しずつ家事も開始。検査後5日目、抜糸に行き、検査後1週間で仕事復帰。

かかった金額

0円

ぷぅさちさん 36歳 不妊原因:多嚢胞性卵巣

昨日、退院しました。手術ですので痛みに個人差はあると思いますが、私は痛くてもがいて酸素マスクがはずれて困る程でした。ラパロの効果は半年と聞いております。これから検討されている方がおられましたら、よくよくお考えになってから受けられた方がいいと思いました。とにかく歩けない程、寝返りも無理なほどの激痛でした。妊娠するといいんですけどね・・・。

かかった金額

10万9千円

メッセージ

こちらに集まっている皆さん、全員がママになれる日を心より祈ってます。私も前向きに頑張りますので!!

ミイさん 35歳 不妊原因:不明

アメリカ在住です。子宮内膜症の疑いがあったのと不妊治療を兼ねてのラパロ手術をしました。

手術一週間前:担当医から手術の説明を受け、体重や血圧を計ったり血液検査をしました。前日の夜中12時以降からは水も何も口にしてはいけないとだけ言われたので、夕飯は6時頃普通にアメリカ食を食べました。

手術当日:日本のウェブサイトを見ると浣腸をされるとあったので、できるだけたくさん大をしておきました(恥)。それからシャワーを浴びて朝6時半には旦那と車で病院に到着。背中を紐で結ぶだけの割烹着のようなものを着せられて頭には水色のシャワーキャップ。水色の靴下と完璧手術着。妊娠検査の為だと思うけど尿を採るようにも言われましたが、生理5日目だったせいかそれはなくなりました。手術準備室のような所でベッドに横になり、左手首から気持ちを落ち着かせる点滴を入れられた。これが長い針でものスゴ~ク痛かった!ジワ~と温かくなってきたと思ったら冷たくなったり。しばらくして旦那が来て横に座ってました。結婚指輪をはずさなくてはいけなくて旦那にあずけました。次に麻酔を入れられて意識がだんだん遠のいた。右手にも注射されて血を抜かれていたらしいけど全然記憶なし。手術室に向かう時よれよれの声で旦那に「gimme kiss...」って言ってたらしい。

手術後:手術はアッと言う間でした。目を覚ますと看護婦さんが何か飲みたいか聞いてくれ「水がいい?ソーダがいい?」と。手術後から炭酸をすすめるところがアメリカだな~と思いました。私はもちろん水を飲ませてもらい、それからトイレへ。おしっこを自分で出来たのでもう帰宅していいって言われました。さっき手術してまだ朝の10時前だと言うのにもう退院!結果癒着は見つからずキレイだったらしいので、何も治療を必要としなかったせいかお腹は筋肉痛みたいに痛いけど直後から一人で歩けました。手術に備えて腹筋を頑張ったおかげかな?

手術翌日:やっぱり少しお腹が痛くて、歩くときは前かがみ。おへその下とそのもっと下の2個所切られバンドエイドに血がにじんでいます。でも椅子に座ってこうやってインターネットしているくらだからやっぱり楽な方だったのかな。明日も様子を見てあさってには仕事復帰する予定です

かかった金額

多分15万円

ドロップスさん 26歳 不妊原因:多嚢胞性卵巣症候群

担当医にやってみようと思うならやってみるのもいいですよ、と言われていたので、もう一度AIHをしてダメだったらラパロ手術に挑戦してみようと思っていた矢先、5回目のAIHで妊娠。でも6wの時の内診で子宮外妊娠が発覚。結局その診察した日の午後に急遽、腹腔鏡手術になりました。

当日:診察後、バタバタと血液検査・レントゲン・心電図・肺活量測定・全身麻酔の説明。いったん帰宅してよかったので、急いで職場に診断書を提出しに行き、夫の職場で承諾書を書いてもらう。そして家で荷物をまとめ病院へ。(少しなら水・お茶はOK)看護師さんに毛を剃ってもらい、シャワーを浴び、弾性ストッキングをはき、点滴。浣腸はないとのこと。16時前から手術。マスクをつけられてすぐに焦点が合わなくなり、目をつぶったらすぐに意識がなくなりました。目を覚ますと尿管、点滴、酸素マスクがついていて、喉がカラカラ(うがいのみ可)。お腹が痛かったので、痛み止めの筋肉注射をしてもらう。お腹のキズはクリップでとめてあるみたい。

術後1日目:点滴6本。早朝に採血。朝から飲水可。昼から流動食。ベッドを起こしてもらうと肩に激痛。肩こりとはまた違う痛み。昼も夜もほとんど食べず。痛み止めの筋肉注射と座薬を1回ずつ使用。

術後2日目:点滴5本。食事3分粥。尿管が取れる。痛みをこらえながらよろよろ自力で歩行。起き上がるのもまだつらいし、寝返りもまだつらい。

術後3日目:点滴3本。食事5分粥。だいぶ動けるようになってくる。

術後4日目:点滴2本。食事全粥。朝からどうもお腹の右側が痛む。担当医に訴えると左のキズから入れているチューブのせいらしい。チューブを抜いてもらうと快適に。チューブ跡をクリップでとめた為、まシャワーはまだおあずけ。夕方、点滴の針が抜ける。

術後5日目:普通食。早朝に採血と検尿。シャワー許可を期待していたら、キズのクリップが取ってもらえず断念。

術後6日目:キズのクリップが取れるが、傷口がじゅくじゅくしていたためシャワーが翌日に。

術後7日目:早朝検尿。担当医の外来後お昼に診察。退院の許可とシャワーの許可がおりる。

術後8日目:退院

かかった金額

約19万円

メッセージ

他の方々の体験談より入院期間が比較的長いのは腹腔鏡手術と腹腔鏡下子宮外妊娠手術の違いなのかはよく分かりませんが…。やってよかったと言うより残念な理由でやらざるをえなかった今回の急な手術でしたが、このサイトでラパロがどんなものかを見ていたのがとてもよかったです。お腹の中は写真でも見ましたが、癒着もなくとてもきれいでした。誘発剤使えば排卵はするし、お腹もきれいだし、なんで妊娠しずらいのかよくわかりません。次の生理が自然にくるのを待って(いつになるかわかりませんが)また再スタートしたいと思っています。

チヨさん 33歳 不妊原因:卵管脳腫

事前にMRI、採血(エイズ検査も含)、心電図、レントゲン、アレルギーテスト等、検査を受けました。それと同時に手術同意書と腹腔鏡手術に関する資料を渡されます。私の場合、担当医師が日本有数の名医らしく手術を申し込んでから4ヶ月も待ちました。しかも手術当日は別の病院で「同じ腹腔鏡の患者さんをまとめて3人執刀する」と聞き少し不安でした。

入院初日:暇な半日を過ごし夕食後浣腸してから就寝。手術当日は朝から点滴。順番は3人目。皆同じ病室なので呼ばれて行くのを見ると緊張は徐々に高まります。そして時間通り、私の番がやって来ました。血栓を防ぐ為に腿まである医療用ストッキングを履きガウンに着替え最後の浣腸後、看護師さんがヘソのゴマを取りました。私の希望は卵管開口術のみ(クリッピングや切除はしない)なので間違いの無いよう直前に先生に確認しました。そのまま手術台に乗り点滴や注射を打たれマスクをして…気付いたのは開始から4時間後。酸素マスクと尿管が入って点滴2本、そして冷えないよう電気毛布が掛けられていました。直後なので麻酔のシビレもあり)痛みもかなり。癒着防止の為に無理をしても動くよう勤めましたがこの日は痛くて起き上がれませんでした。就寝はすぐ。

翌日:ストッキング、マスク、尿管を外しました。1日経つだけで起き上がれます。午後にはトイレまで行けるようになりました。そこでお腹をチェックして感心しました。傷口には縫う代わりに透明な接着剤が。ヘソ、下腹部と計4ヶ所。全て1cmにも満たない小さな傷口でした。下も出血が少し。夜には食事(五分粥)も。開腹だと1週間近く御飯が食べられないのでこれは嬉しい!

4日目:ゆっくりだけど普通に歩ける位にまで回復。点滴を数本済ませて退院手続き。+1日入院?と思いましたが痛いのを我慢するだけなので早々に帰宅…接着剤はやっと入れたお風呂で取りました。綺麗に塞がって良い感じです。術後10日位は痛かったかな?特にヘソの辺りが痛いです。大量の空気を入れたせいか筋肉痛の様な痛みです。

次の生理後に卵管造影(この検査は手術より辛かった…)して結果発表!卵管開口術は大成功でした。傷口も虫刺され跡程度。本当に上手な先生だったんだなぁと実感します。

かかった金額

16万円

メッセージ

19歳の時クラミジアによる卵管炎、23歳の時は盲腸炎で2度の開腹。この時に出来たと思われる癒着を治さずに原因が曖昧なまま放っておいたので以後10数年に渡り、入退院を繰り返してきました。排卵の度に不正出血、もしくは鈍痛が続き、オリモノが酷くなったり、常に卵管周辺に水が溜まっている状態、性交痛や生理痛も痛かったのですが、まだ独身だし子供なんて必要無いからと安易に考えていました。ところが1年前に精密検査を受けたら両方の卵管が閉塞している為、このままでは100%妊娠出来ないと宣告されました。さすがに堪えました。女として生まれたのに妊娠できないなんて悲しい…そこで真剣に治療をスタートしました。何度も転院しました。結婚もしていないのに?と訝しがられました。でも他人に何と言われようと今は結果良好だし大満足です。有能な医師にめぐり合えたのもラッキーだったと思います。手術は大変なので年齢的にも早い方が良いのではないでしょうか?傷も、昔の開腹手術に比べれば全く目立ちませんし、痛みや入院日数など医療技術は考えられないくらい進歩しています。手術に踏み切れないで・u梍Yんでる方に自信を持ってオススメしたいです。既婚者でしたら不妊治療の補助を受けられる自治体もあると聞きます。是非検討してみてください。全然怖くないですよ~♪

ネイルさん 35歳 不妊原因:不明

私の場合は、卵管造影には異常がなかったものの、他に原因が見つからないため、卵管に何らかの原因があるのでは?という医師の見立てでラパロを決心しました。また、そのころ卵巣と子宮の付近がずっと痛くて、こちらのほうの治療の意味もありました。

入院1日目:午後に入院し、各種検査をして夜9時以降は絶食絶飲。

入院2日目:手術は午後からだったので、午前中は浣腸を2回しました。オヘソもきれいにしてもらいました。手術前に執刀医から簡単な話があり、歩いて手術室までいきました。全身麻酔ですぐに意識がなくなり、3時間後に目が覚めました。とても痛かったような気がします。酸素マスクをしたまま、翌日まで安静にしていました。オシッコの管は1晩だけつけてもらいました。

入院3日目:朝に酸素マスクとオシッコの管をはずしてもらい、トイレはもちろん、出来るだけ歩くように言われました。お昼から食事も出ました。痛みは動かなければありませんが、寝返りを打つにもかなり気を遣いました。

入院4日目:食事も普通食にもどり、先生から退院許可が下りました。しかし、まだ何をするにも痛みが伴い、保険申請の日数の関係もあって翌日の退院でお願いしました。特にすることもないので、出来るだけ病院中を歩き回るようにしました。

入院5日目:午後に退院。主人が午後から休みを取ってくれて、車で迎えに来てくれたのがとてもうれしかったです。

かかった金額

15万円

メッセージ

結局、ラパロの結果は卵管に異常はなく、子宮筋腫が20~30個(?)びっちり張りついていました。(-_-; この異常な数の筋腫が周りの臓器や卵管を圧迫していたんじゃないかというのが診断結果でしたが、手術後5ヶ月経ちAIH2回行ってますが、未だ妊娠していません。 長い戦いになりそうです…。入院に際して準備したことは、マイ枕を持参したこと、主人のipodを借りたこと、クロスワードの雑誌で気を紛らわしたことでしょうか。あと、父が差し入れしてくれたジャコ入り高級ふりかけで病院食はいつも完食でした♪私のつたない文章で皆さんのお役に立つかわかりませんが、私は結果オーライ的に感じています。ただ、ラパロに飛びつく前にもう少し検査をしっかりお願いしていれば、子宮筋腫の疑いもわかったのかな?と思うと、自分の浅はかさにがっかりします。やはり、手術は楽なことではないので、じっくり検討してから、皆さんの幸せが1日も早く叶うために決心なさるのも遅くはないと思いますよ。

かっぱかへ店主さん 40歳 不妊原因:排卵障害(多のう胞性卵巣)

1日目:午前11時に入院昼食、夕食までとり夕食後、浣腸をする。

2日目:午前中絶食 水のみゆるされる。午後4時手術室へ歩いていき、自分で手術台にのぼる。午後6時半手術終了。右側卵巣に楔形の切れ込みを数箇所いれる手術だった。午後10時ごろから翌朝まで腹部に痛み。硬膜外ブロックと坐薬を使用した。

3日目:朝5時に尿管をだしてもらう。自力排泄。トイレまで歩く。朝食は普通食。午後点滴と硬膜外ブロックをはずしてもらう。夕方、主治医に手術のビデオをみせてもらう。

4日目:午前中薬の処方をうけ、退院。

6日目:抜糸。

かかった金額

78000円

メッセージ

私は35歳の時にラパロを受けました。このあと20日ほどでAIHを受け、妊娠しました。不妊の直接の原因が多のう胞性卵巣とある程度アタリをつけてのぞんだラパロだったので、その効果がすぐに出たことはとてもラッキーでした。主治医は決して無理をしない治療を一緒に考え勧めてくれました。費用も保険適用内だったので、思ったよりおさえられました。このドクターにあっていなければ、たぶん妊娠することはなかったと思います。手術は全身麻酔下で行うので、けっして簡単なものではありません。IVFなどの方が効果がある場合もあります。が、IVFを始める前に試してみる価値はあると思います。

ララさん 28歳 不妊原因:不明

海外在住ですのでもしかしたら参考にならないかもしれませんが…。私は日帰りでラパロを受けました。

手術前夜~当日朝:前日の夕食と当日の朝食は抜き。手術前に使うように渡されていた「体を洗うスポンジ(強い殺菌剤があらかじめ含ませてある)」で髪から足の先まで洗う。保湿、香水、デオドラントは一切禁止。

8:30AM:受付後、麻酔師、看護婦とこれまでの病歴や健康状態などの質問があり使用する麻酔の量と、手術の進み具合によっては麻酔時間を延長するなどの説明を受ける。手術用の服に着替え、専用待合室で雑誌を見て待つ。

9:30AM:看護婦に呼ばれ手術台まで一緒に歩く。道中色んな器具を見て少しびびる。麻酔師と先生が来る。怖くて涙が…「大丈夫!寝てる間に全部終わってるから!」と先生は手を握っていてくれたいろんな人が私の体に物を貼ったり針を刺したりしているのを見ながら眠ってしまう

11:00AM :病室のベッドで目が覚める。大部屋で他に12人位。酸素マスクが着いていてのどが渇き、すごく寒い。ガスのせいで肩が痛かったが傷やお腹は痛くない。そのときはトイレはベッドでするよう言われる。15分おきくらいに血圧や脈拍、体温などチェック。

12:30PM :みんなどんどん帰って行く。肩がまだ痛く、痛み止めの注射を打ってもらう。そのまま寝てしまう。

15:00PM:目が覚める。看護婦が主人に迎えに来てくれるよう電話してくれてる間に私はトイレに行き、着替えてお茶とお菓子を食べながら待つ。そして帰宅。

帰宅してから3日くらいはほとんど横になっていましたが、4日目には抜糸、家事も開始しました。その日に先生が手術の内容や治療内容など写真を見せながら説明してくださり、今後の不妊治療はどうしていくかの相談となりました。日本では5,6日も入院するみたいですが、この国では日帰りです。こんな風に結構雑に扱われても私は平気でしたし、お腹の中も綺麗にしてもらってすっきりしました。

かかった金額

10万円

メッセージ

今で手術後4ヶ月ですが、それまでの性交痛や排便痛もなくなり、卵巣と子宮の癒着もはがしてもらえ、排卵も再開している様子です。手術して成功でした。

モモさん 28歳 不妊原因:子宮内膜症 

入院1日目・・10時に入院。夕方、おへその周りを剃り、おへそもベビーオイルできれいにしてもらう。21時の消灯時間に300CC位の下剤ドリンクを飲む。

入院2日目・・3日目の昼食まで絶食。午前中に仕上げの浣腸をしてから点滴。手術室へ入る直前に麻酔の効く注射をお尻に打ち、入室。「酸素の臭いに慣れて貰いますね。」と口にマスクを当てられ「体が重くなる薬を入れます。」と言われている内にまぶたが重くなり、気付いたときにはストレッチャーに横たわっていました。寒くて「寒い。寒い。」と訴えていたのを覚えています。少し傷口も痛かったので痛み止めを注射してもらいましたが、良く効いたのかその後はぐっすり眠れました。

入院3日目・・体調も良くお昼にはおしっこの管を外してもらい昼食はおばん茶を飲む。夕食はおもゆが出ました。

入院4日目・・体調も良好なのでシャワーの許可が出る。朝食はおかゆ。夕食には普通食が出る。

入院5日目・・夕方には抜糸。退院診察を受ける。痛みも多少あるが良好。

入院6日目・・退院。ビデオを見ながら説明を受ける。ダグラス窩・右卵巣裏に内膜症があったので電メスで処置。ステージも1.5位でした。卵管も通っていたし今回のオペで内膜症も綺麗にしたので自然妊娠出来るでしょう・・と言われました。「皆さん、オペ後はすぐは出来ませんが半年位で妊娠しています」とのことなので、気長に様子をみようかと思っています。

かかった金額

14万円

メッセージ

結婚して2年。妊娠に至らなかったので1年前に不妊治療もしている産婦人科を受診しました。もともと排便痛があり内診を受けたところ、「内膜症の出来始めがある」と言われ、タイミングで様子を観ていましたが妊娠する事はなく・・お尻の痛みも排便時以外にも感じるようになり、ラパロを勧められました。予約も混んでいて4ヶ月待ちでした・・まだ退院をして1週間ですが、オペをして良かったと思っています。もともと便秘がちでしたがお腹を見てみると、内膜症とは関係なく腸と腸が癒着をしていて、それも破がしてもらったので便秘も良くなるでしょうと言われました。確かに以前に比べ快便です。私はダグラス窩の内膜症でしたが、それ以外に卵巣裏にも軽度ですが発見できて綺麗になったし、術前は内膜症の部位を触ると痛かったのが、退院診察の内診では痛さも感じなくなりました。退院してから1週間は念のため仕事を休んでいますが、来週には復帰できそうです。内膜症は治ることはないと言われているので、妊娠するのを待つよりも、妊娠できる体作りを目指そうと思いラパロを決めました。全身麻酔だし手術と聞くだけで、悩んでしまいますが自分の体を知るためにも、お薦めです。

Mさん

3年前に子作り開始して、すぐに妊娠したましたが、早期流産でした。当時夫の仕事の関係で中国だったのですが、医療はずさんで、アフターケアーも何もなかったです。一年半ほど前、ヨーロッパに来て、検査を開始しました。中国で流産した直後に筋腫が見つかったのですが、流産の傷なのか、その前に出来ていたのかわからないといわれました。ヨーロッパで検査してもらう為と、排卵していない疑いがあったので(でも、毎月排卵検査では陽性だったんですけどね)ラパロを受けました。

先生の説明だとその日に帰れるとの事だったのですが、手術が遅れて午後から始まった為念のため入院させられました。麻酔を受けて、起きた時には終わっていましたが、目覚めは最悪で、寒くて寒くて仕方ありませんでした。既に温められたタオルが用意されていて、それで全身包んでくれました。

麻酔から醒めたら痛い痛い。お腹が痛くて痛くてすぐにナースコールです。卵管に通した(実際、詰まっているとのことで、通らなかったんですが)ガスが肩から抜けるのが痛くて痛くて。横になるのが怖かったです。結局筋腫は開腹しての手術でないととれない位置にある為取らなかったとのこと。位置から言っても妊娠にさほど影響があるものでもないとの判断だったそうです。おへそとその下に穴をあけて、膣からと3箇所からカメラを入れたりの検査だったそうです。

痛くて痛くてトイレにも一人ではいけませんでした。夜中にとても痛くてナースコールしたり、家に電話して寝てる旦那を叩き起こしたりしました。次の日退院しましたが、本当にいいの~?って自分でも思うくらい痛かったので、もっと入院させて欲しかったくらいです。家でも肩から抜けるガスが痛くて痛くて大変でした。

費用はこちらの保険のシステムも異なるので参考にならないかもしれませんが、保険が利いて自己負担一割で支払った分が日本円で8-10万円くらいだったでしょうか。入院しなければももう少し安かったみたいです。

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