腹腔鏡手術(ラパロ)体験談２
皆さんから腹腔鏡手術の体験談を投稿いただきました。心から感謝いたします。これから入院手術を控えている方は参考にしてみてくださいね。 皆様からのご投稿お待ちしています！
nanaさん 35歳 不妊原因：不明
アメリカ在住なので、アメリカの病院で受けました。
**手術当日**
朝９時頃に病院へ行き、担当医から手術内容の確認がありました。１０時１５分から始まった手術では、おへそ、恥骨近く、その左側の３箇所に穴を開けました。術後にもらったビデオを家で見たところ、卵巣に出来た赤い膿のようなものをレーザーで焼いたり、内膜の赤く斑点になった箇所をレーザーで焼いたりしていました。
**リカバリールーム**
目が覚めたのは１２時半頃で、リカバリールームでした。看護士さんが水を飲ませてくれました。そのとき、ビデオテープと写真を数枚渡されました。お腹の中の様子が収められていました。看護士さんから「トイレに行ってみよう」と言われて行ってみたら、出ていたものは血液でした。看護士さんに見てもらい「術後のこれくらいの血液なら大丈夫だからね、もうすぐ普通に尿がでるようになるから」と説明を受けました。看護士さんが、私を迎えに来る友達に電話をしたから、来たら帰って良いよと言いに来てくれました。友達が来て、ボランティアのスタッフが車椅子を用意してくれて、病院の玄関先まで連れて行ってくれました。それが大体２時半頃だったと思います
**帰宅後**
私の場合、ガスが残って体中が痛いということは全く無く、帰宅してからすぐに体を丸めながらなら動いても平気でした。ただ、３箇所の傷口が痛いのと、体が熱っぽく、手術前に担当医から勧められていた市販の鎮痛剤を飲んで家で休んでいました。トイレも、最初の数回は時間がかなりかかりましたが、その日のうちに、普通に用を足せるようになりました。
**３日後**
今日でラパロから３日目ですが、お腹の傷の痛みも大分減ったし、熱も収まりました。まだ、少し出血があるので、ナプキンをあてている状態です。担当医からは、術後、水分をとって動くようにと言われたので、なるべく水を飲んで、出来ることは自分でしたり、気分が良ければ外出したりしています。あと３日したら抜糸です。
かかった金額
保険適用前の実費で270,000円
メッセージ
日帰りラパロは、全部で６時間くらいで完了だし、術後のダメージがあまり無いから、「周りの人に気付かれて大げさにとられるのも嫌だな」って思う必要もない（実際、私は迎えに来てくれた友達以外に話していませんし、みんな全然気付いてないですよ）し、とっても気が楽でした。
すぅさん 36歳 不妊原因：不明
人工授精の書き込みにも書かせていただきました。カナダ在住です。麻酔科の先生の予約を入れられました。午前7時の予約でした。ただ身長と体重を量り、麻酔の説明をされ、質問を受けました。
手術前日：薬局で自分で購入した浣腸薬を使い、自分で浣腸をしました。
手術当日：朝6時の予約でした。朝6時には受付の前は行列でした。私の手術の時間は午前7時40分からでした。ベッドのまま手術室に連れて行かれ、医者に「最終生理は？」と聞かれ、答えている間に麻酔で寝てしまいました。気が付いたら麻酔を覚ます部屋にいました。モウロウとしてました。起きたので普通のベッドに移され、そこで4時間寝てました。痛みは余り無かったです。ただ眠かった。車椅子に乗り、駐車場まで行き、車で帰宅しました（日帰り手術が普通です）。病院から自宅まで車で2分です。2分の間に2回吐きました。ほとんど水でした。2カップ位は来ました。看護婦さんには「絶対に吐くから」と紙コップを渡されていました。旦那は驚いていました。その日はベッドでゆっくりテレビを見ながら過ごしました。夕飯は中国のお粥を買ってきてもらい、食べました。
2日後：普通に家事やってました。重い物を持つのは控えました。シャワーは手術の次の日から浴びました。ただ水防止のシールを貼って。私の問題は手術の後のテープです。私はテープアレルギーと言うことを病院側に言ってませんでした。テープのお陰で水ぶくれは出来るし、膿んでしまった。お陰で手術の痕より、テープのカブレの痕が未だに大きく残ってます。手術代は無料です。健康保険でまかなわれます。もし、細かく書くのなら浣腸薬10ドル、痛み止め15ドルでした。
かかった金額
無料
メッセージ
テープアレルギーの方は最初に話しておくのを忘れないで下さい。バンドエイドアレルギーも同じです。
ニコラスさん 27歳 不妊原因：子宮内膜症、卵管閉塞、排卵障害
＊入院日＊
午前：９時に外来集合。ナースによる問診、採血、手術オリエンテーション
午後：血液凝固時間検査、医師の診察、下剤内服（水薬）、剃毛、へそ処置、シャワー、浣腸、下剤内服（錠剤）
医師の診察時に、癒着の程度や出血量により開腹に移行することもあると説明された。ラパロよりも、視野を確保できる開腹でしっかりと治すのもよいと思い、必要時には是非そうしてほしいと同意する。
＊手術日＊
午前：外来にてＡＩＨ（術中、お腹の中での精子の動きを見るため）を行う。病室に戻り、術衣（貸与）に着替え、絶飲食のため点滴開始。その後、家族と面談室で、のんびりと過ごす。
午後：前投薬（麻酔の効きをよくする）をお尻に打ち、ストレッチャーで手術室へ。手術台に移動し、酸素マスクを当てられる。「６つ数えてね。」と言われたのを最後に、気づいたら病室に戻っていた。目覚めると同時に強い痛みを感じ、点滴から痛み止めを入れてもらう。この夜は、ウトウトと過ごす。夜中に痛みが出て、もう一度痛み止めを使ってもらう。
＊手術翌日＊
午前：朝検温。朝から夕食まで水分可。着替えを手伝ってもらい、歩けることを確認した後、尿管を抜いてもらう。生理痛様の痛みと、少量の出血が続く。
午後：外来で診察。手術内容について、説明を受ける。創（キズ）は縫合せず、特殊なテープで固定しているので、消毒も不要と。翌日に退院の許可が出る。１週間後に再来予約。夜、抗生物質の点滴後、針を抜いてもらう。
＊手術２日目＊
午前：退院指導後、会計をして退院。急遽退院だったため、ひとりで帰る。
かかった金額
68,345円
メッセージ
わたしは排卵障害があり、その原因として子宮と卵巣の癒着を疑われていました。また、子宮卵管造影で造影剤が通過せず、検査ともともとあった子宮内膜症の治療を兼ねたラパロを勧められました。全身麻酔をかけたため、術当夜や苦しかったけど、翌日にはすっかりふつうの生活ができました。排卵障害のタイプがＩＶＦ－ＥＴ適応のため、今後行う予定です。その前ステップとして、トライしてよかったなと思っています。
もちもちさん 32歳
原因不明で3年。病院も3度変えたが、ＡＩＨまでなかなか踏み出せず、9割原因がつかめるという最後の砦、2005年ラパロを受ける決心をする。この病院を選んだのは、一泊二日ででき、体への負担が少なく、日本で一番多くラパロをしているため。ただ料金は25万円と高かった！
前日： 浣腸・毛をそったりはないが、おへそをきれいにしていく。オリーブオイルをたらし綿棒で取るといいらしい。やってみるときれいにすっきり！食事は21時までに終わらせ早めに寝る。
10：00： までに来院。当日主人の精子を提出。ＡＩＨを行い、卵管まで精子が到達しているかみるため。その精子の分析データをもとに主人と説明をうける。特に問題はない。
11：00： 病室へ。個室しかない病院で、あまりのきれいさに驚いた。バス・トイレつき。床はじゅうたん・壁には絵が飾られ、家具は全て木目調だった。病院に来た気がせずリラックス。
14：00： 手術室へ全身麻酔をされ3秒で記憶がない。
16：00： 病室で目を覚ます酸素マスク・尿管を入れられ、下腹が痛い。トイレに行きたくてしょうがないが、自動で出てるから大丈夫よーと看護婦さん。
20：00： 酸素マスク・尿管をはずされる。尿管をはずすときはとにかく痛かった。ゆっくりと立ち上がり、そのあとのトイレがまた痛い！なかなかでないが、数回すると戻った。夜中何回か目を覚ましたが、持ってきた飲料水を飲みまくった。でも足りなかった。
7：30： 朝食。和食でとにかくおいしい！
8：00： 先生が説明に来る。軽い癒着をはがし、子宮内膜症一期。取った腫瘍をビンに入れ見せてくれたが、特に大きな不妊原因は見つからなかった。でもここのラパロ後半年の妊娠確立は４割。半年して出来なければＡＩＨに踏み切る決意が夫婦共々出来、悶々としていた三年半だったので、やはりラパロをして良かったと思う。
退院後： 二週間ほどで傷は分からなくなり、四日後には絆創膏もはがし、薬も飲まなかった。
かかった金額
25万円
Ｍさん 30歳 不妊原因：子宮内膜症、チョコレート嚢腫
子宮内膜症による不妊と思われたので、チョコの切除と内膜症の癒着剥離を目的に、ラパロを受けました。
入院日（手術前日）：入院手続き、手術の説明（家族も一緒に）、入院グッズの買い物、診察、剃毛、おへそ掃除、下剤２リットル（ちょっと大変でした・・）、浣腸、点滴とすることいっぱいで、忙しい日でした。
手術当日：緊張の中、手術室に運ばれましたが、麻酔で３０秒位で夢の中に・・起きると、ベッドに戻っていました。体にはキズからの管（出血をみるため）と尿管、足にはマッサージャーがついていたけれど、痛みはあまりなし。１日ほとんど寝ていたけれど、夜も寝れました。
手術後１日目：体についていたいろんな管とマッサージャーがとれてすっきり。なんとか歩けるように！食事はまだ。
手術後２日目：腸が動き出し食事をとれるように！歩くのも少しラクになってきました。シャワーも浴びることができました。
手術後３日目：だいぶ動きやすくなる。先生から手術の結果を聞く。チョコは無事切除でき（６センチ位だったんですが手術１週間前に破裂、手術時は３センチ位）、癒着もはがせたとのこと。ついでに子宮筋腫もとってくれていました。
手術後４日目：退院。約１ヶ月でスポーツできるくらいに回復できるそうです。
かかった金額
２０万円
メッセージ
手術後の痛みは、私は痛み止めなしですんでしまう程度でした。これから手術の方、心配もあると思いますが、がんばってください！術後半年は妊娠しやすい期間♪期待して治療を続けます。追：ラパロで癒着をとったら、性交時の違和感がなくなりました～
すずらんさん 31歳 不妊原因：高プロラクチン症 左卵管詰まり
不妊専門の病院で、一通り不妊の検査を受け、卵管造影の結果、両側卵管が詰まっていたが右のみ開通。その後半年は高プロラクチンの薬を飲みタイミング法を行い、ＡＩＨも一度行うが妊娠に至らず。卵管の癒着や左卵管改善を願い、腹腔鏡をする事にする。
手術２週間前：手術前検査を行う。（血液、尿、心電図、胸部レントゲンなど）
手術前日：朝から病院に行き、剃毛、おへその掃除をしてもらい、手術担当の先生からもう１度説明を受ける。麻酔科の先生も挨拶にみえ、翌日の麻酔の種類のついて確認があった。（全身麻酔は必ずで、下半身麻酔はするかどうか選べるとの事だったので、術後痛かった場合には対応してもらえるという事で、下半身の麻酔はなしとしました。）夕飯を食べたら、その後は朝まで断食でした。
手術当日：朝、浣腸をして、その後手術。手の甲に全身麻酔の注射をしたと思ったら、意識はなく気づいたら終わって経過観察室でした。尿管が初めてだったので違和感はありましたが、身動きは取れないもののお腹の痛みなどはありませんでした。夜少し熱がでましたが朝には下がりました。尿管もあってあまり身動きが取れなかったので、孫の手を持参していたのが助かりました。点滴はずっとつけていました。寝返りがきつく腰が痛かったです。
術後１日目： 朝は、重湯とジュースを起きて頂きました。尿管をはずし、普通の大部屋に戻りました。「少しずつ動いて良い」という事だったので、自分でトイレに行ったりお腹が突っ張った感じがするので前かがみで点滴をつけた状態で歩いてました。しばらくすると、ガスが肩にまわってきて激しい筋肉痛のような痛み。ひたすら孫の手で肩を叩いていました。食事はお粥でした。食欲はもりもりでした。お腹を伸ばして寝ると突っ張る感じがするのでベッドを少し起こして膝を立ててねました。
２日目：食事は普通食になり、点滴も取れました。肩の痛みも治まり、シャワーの許可が出たので入りました。
３日目： かなり元気で入院生活を楽しみ始めました。
４、５日目： 元気。
６日目：退院。
手術の結果、詰まっていた左卵管が通り、委縮していた卵管采の動きを良くしてもらいました。子宮と付属器の癒着はありませんでした。子宮内膜症の疑いもあったのですが、なく、子宮が丸く大きい事から子宮腺きん症ではないかということでした。
かかった金額
１５万円
メッセージ
退院前に同室の方から「高額医療」の申請をしたら、かかった費用ー８万円が返ってくるという事だったので、主人の会社の保険で申請をし、３か月後に戻ってきました。自分の入っている生命保険も手術費、入院費返ってきたので、結果として費用の負担はありませんでした。退院後、排卵まで普段だと２０日程かかっていたのが、１４日程になり、重かった生理痛も軽くなりました。腹腔鏡後、１度はタイミング法で、その後フーナーテストの結果が良くなかった事もあり、ＡＩＨも１度しましたが、まだ妊娠してません。引き続きAIHをしていこうと思ってます。腹腔鏡は、全身麻酔だし、楽な不妊治療だとは思いませんが、体外受精をする前に体に悪い所があるなら治そうと思ってしました。自分の体の事もわかるので、して良かったと思ってます。
ウニ大好きママさん 35歳
米在住です。今朝ラパロ手術してきました。あっという間でした。手術前に尿検査と血圧検査があって、３０分くらい待ってから歩いて手術台へ向かいました。浣腸はされませんでした。
麻酔薬を打たれると２～３秒で眠りに落ち、その後は全く記憶にありません。目覚めたら休憩室に移されていました。麻酔薬を打たれるときは、全くといっていいほど痛みを感じませんでした。看護婦さんが上手な方だったみたいで、ラッキーでした。おなかを見ると２つ絆創膏が貼ってあって、少し血がにじんでいました。痛みは若干ありましたが、傷が痛むというよりは生理痛と同じように子宮の方が痛かったです。でも、本当に生理痛程度の痛みだったので、鎮痛剤を服用すると３０分もしないうちに痛みは消えました。ただ、麻酔がなかなかとれずに、未だにぼうっとしてますが、こうしてインターネットできるほどですから、たいしたことはありません。
昨晩は、さすがに不安で寝付けずに、みなさんの投稿を読んで参考にさせてもらいました。日本で手術をされた方はみなさん、入院されたみたいですが、アメリカですので当日病院へいって、術後１時間後には家に帰ってました。どなたかもおっしゃってましたが、私も目が覚めてからコーラ飲む？ときかれましたが、もちろんお水を頼みました。
私の場合は、おなかにガスをいれられて、それが今でもたまってて、おなかがパンパンで、尿道を圧迫しているせいか３０分ごとにトイレに行かなくてはいけません。このガスはずっと上体に上がってくるそうで、明日はガスの圧力のせいで肩が筋肉痛になるだろうっていわれました。こんなことどなたも書いていらっしゃらなかったと思うんですが、誰か同じ体験をされた方いらっしゃいますか？まぁ、筋肉痛程度で終わるんだから、さほど気にしてはいませんが、昨晩から何も食べてないから何か食べないととは思うのですが、おなかがはって食欲がでないんです。それから手術中は口から酸素を入れてもらっていたらしく、そのせいで喉が今でも風邪をこじらせたときのように痛いです。でも、これも一時的なものだそうなので安心です。
かかった金額
18万円
メッセージ
お互い赤ちゃんが授かるといいですね。がんばりましょう！
大幸 37歳 不妊原因：子宮内膜症
アメリカ在住 日帰りの予定、実際、一泊入院
-前日 夕方、販下剤を飲み 夜から絶水絶食。
-手術当日
8:30 受け付け後に、問診。手術待機室のベッドで再度問診、点滴開始。
10:00 担当医から説明を受け(一連の処置に関するの再確認)、書面にサイン。10時半頃からの記憶なし。
3:30頃 看護婦さんの声で目覚める。その後、主人が待機する病室へ移動。
4:30頃 検温、血圧測定などの際、喉の乾きと空腹感を伝える。ハーブティーとクラッカーを渡される。朦朧とした状態で痛みもない。看護婦さんが尿管を抜くなど私の帰宅準備をするが、結局、9時半に担当医が一泊させる事を決定。自力で排尿ができなかったため。(お茶を飲んで尿意を促そうとしたが尿意なし。)夜中、肩や背面の痛みがあり痛み止を点滴してもらう。自分でトイレで用が足せるようになる。血の混じった尿がでる。空腹感があり、何度かクラッカーやお茶を持ってきてもらう。
-手術翌日
7:00 お腹の痛みはさほどでもないが、背中や肩が痛い。さすがアメリカという感じの大量の朝食が出てくるが、卵一口、トースト半切れ、オレンジジュース(だけ!)を口にする。
10:00 主人が来て、写真を見ながら担当医からの説明を聞く。私はその時初めて、左卵巣と同卵管が摘出されたことを知る。(手術開始後、帰宅していた主人は呼び出され、摘出に関して最終的な判断をさせられたらしい。)
11:30 体を動かせばガスも抜けやすいから、歩くようにとのこと。歩く練習を開始するが吐き気を催す。低血圧で急に体を動かしたからだろうとのこと。
12:30 吐き気が治まったところで、帰宅。この日はトイレと食事(前もって作り置きしておいたお粥やスープを食べる)以外には起きずに寝て過ごす。肩と背中の圧迫感が増す。
手術後3日目 薬の副作用でフラフラしたり軽い吐き気はあるが、簡単な家事を開始。まだ尿に血が混じる。腰を屈めて歩く。
手術後5日目 数時間外出。行動範囲も拡がるが、やはり前屈み姿勢。
術後、患部の痛みはさほどなかったが、薬の副作用で胃痛が起こり、術後10日位に、胃酸過多のような不快感がひどくなった。同じ頃に風邪を引いてしまい、口内炎も治りにくかった。3週間後に職場復帰したが、直ぐに風邪がぶり返し、肺炎になり現在自宅療養中。術後、患部の痛みがなくても、免疫力は低下しているので、皆さん、無理なさらないでください!
かかった金額
100万円くらい、保険適用で5万円かそれ以下(在米の方、ドキドキですよね)
メッセージ
数年間、高熱を伴う子宮内膜症の激痛にも拘わらず、日本のどこの病院に行っても経過観察でした。その後、低量ピル服用を経て、不妊治療開始。ラパロも考え出した頃、渡米することに。今年8月にチョコレートが5センチになっただけでなく、不正出血なども増してきたので、ラパロでお腹をきれいにしてから不妊治療を再開することにしました。3個所開けると聞いていたのですが、手術後、へそに穴のほか、両腰骨の内側に各1センチ、恥骨上方に3センチほどの傷が縫ってありました。その3センチ位の所から、病巣を取り出したようです。 病巣の写真を見た時、びっしりついた血膿で左卵巣と左卵管が変形し、かつ茶色に変色していたのには驚きました。激痛の一因が判明したと同時に、超音波やMRIさらに卵管造影でもこの状態が分からなかったことにびっくりでした。名の知られた病院でも検査したのですけど。手術では変形部の摘出だけでなく、出血を起こす細胞を焼いたり、癒着部分や子宮内膜を剥離して、子宮内環境をリセットしてもらいました。今周期は低量ピルでホルモンを調整し、来周期からクロミッドを使ってみようかとのことです。
カフェオレ 40歳 不妊原因：子宮内膜症、左卵巣チョコレート嚢胞、内膜症、癒着など・・これ！という原因は不明
２つの病院で、卵管造影や、MRIの資料を持ちラパロでは有名であるとの噂の都内で高めの病院に行くと、まず、卵巣のチョコがもう５センチ強になってる不妊治療も大切だけど、悪いものは取り除いてからにしませんか？と院長先生。ここだ！と思い手術に踏み切りました。何ヶ月も待つことも覚悟しましたがたまたまキャンセルが出た日と自分の周期が合い１ヶ月待ちでできました。全ては中を見てみないとわからないけど・・と術前の説明も丁寧でした。
そこは、１泊２日の入院なんです。私の場合だけかもしれませんが・・術後の癒着を避けるためなるべく普通に生活するように・・とのことでした。手術当日１０時までに入り、（この時はすっぴんで行きます。）体温や体の調子をチェックし、病室へ案内されました。昨晩９時以降から食事は食べれません。血液検査などは、前以ってします。部屋で手術着に着替え、１時にオペです。オペ前におへその掃除します。点滴をいれます。私の場合かなり緊張していたせいか、点滴の針が入らないし、血圧は下がるし・・(苦笑）３人もの看護士さんがごめんね～といいながら点滴に悪戦苦闘していました。オペ室にベットで運ばれ、麻酔科の方々が名前を言ってました。が・・覚えるゆとりなんぞなく、マスクをかけられ３数えるうちに、気がつけば病室でした。
目が覚めると、麻酔が効きやすい体質だったのか、気持ちわるいのと、吐き気と、寒気と、お腹の痛みと・・熱と大変でした。お腹の中はチョコは四期でかなり悪く腸との癒着もあり、子宮には小さなポリープが無数にありました。以前双角子宮といわれたのも卵巣が押して子宮の形が変形していたのでしょう・・と。これらの説明は退院後に丁寧に説明を受けました。
退院当日朝、しっかり食事が出るのですが、微熱があったため食べられず、朝一でたぶん手術にかかわった先生が部屋に来て、採った物体を持って簡単な説明に来てくれました。その後、尿管を抜いて（ちょっと違和感あり）トイレでお小水がでたら、ゆっくり荷物まとめて退院です。あら！歩ける～ふらつくけど。。痛み、、少しあるけど耐えられる。。と言った感じです。傷口は３箇所。バンソコ程度のものが貼ってあった。後２箇所は注射の痕？まもなく消えた。やはり中はひどかったんだ～お腹も痛かったし生理痛もあった。しかし、術後は生理痛はなくなりました。
かかった金額
２５万弱
メッセージ
今は次のステップアップにと思案中です。皆さんの書き込みを見て、願い、思いは一つなので、本当に笑顔で赤ちゃんの訪れを待ちたいと・・願っています。
さなさん 38歳 不妊原因：不明
私はオーストラリア在住ですので、日本のように入院はなく、日帰りのラパロでした。今まで体験談などを読んだり、知り合いの日本人の看護士さんなどに聞いていたので、凄く不安でしたが、もしこのまま不妊が続いて、あの時やっておけば・・・と思いたくなかったので、検査をうけることにしました。
当日は１２時に病院にいって受付をすませ、待機用のベットに連れて行かれました。そこで、麻酔士や看護士から注意を受けるのですがとても緊張しました。最後に担当看護士が最後の注意事項を話し、手術室は向かいました。 ここで旦那とさよならをしましたが、とっても心細い気持ちでした。 幸い看護士が楽しく会話をしてくれ、リラックスさせてくれていました。 手術室の前で麻酔を行い、手術室にはいったら先生とあいさつをして手術台に上った以外はまったく覚えていません。きずいたらリカバリー室で酸素マスクをして「痛い」「痛い」とうなっていました。何本かの痛み止めを手から注射してもらって痛みはなくなったのですが、その後おそってきた気持ち悪さは大変でした。 結局、家についたのは夜８時で気持ち悪くそのままベットに直行でした。今日は検査をしてから５日まですが、いまだ出血をしてナプキンをあてています。傷は２箇所でおへその下と毛の上のほうを剃られていました。両方とも回復すれば目立たない場所のようなので安心しています。
メッセージ
海外なので、日本の事情と少し違いますが、やはり先生との信頼関係は重要だと思います。 私は検査をする前何度も心配なことは細かいことでも聞きました。先生も快く答えてくれ、それが先生への信頼にもつながりました。 日本ではこの検査をすすめる病院とすすめない病院とあるようですが、すすめられた人はやってみる価値はあるのではと思います。私は検査をしたばかりでまだ結果はでていないので、なんともいえませんが、これからがんばろう！とあらたな気持ちになりました。
体験談の投稿にご協力ください
みなさんからの妊活体験談もぜひお寄せください。同じ悩みで頑張っている仲間がたくさんいます。一人でも多くの方の参考・励みになればと思います。
