腹腔鏡手術(ラパロ)体験談６
皆さんから腹腔鏡手術の体験談を投稿いただきました。心から感謝いたします。これから入院手術を控えている方は参考にしてみてくださいね。 皆様からのご投稿お待ちしています！
32歳 りんさん 不妊原因：子宮内膜症
昨年、チョコ破裂により緊急開腹手術を受けました。手術後は薬で治療をしましたが、副作用が酷くて中止になり妊娠をするようにと頑張りましたが、できず…術後１年で、ラパロとなりました。重度の内膜症なので、難しいことも理解の上でです。
入院は、手術の前日でした。術前検査は２週間前にしてありましたので、入院の日の検査はありませんでした。午後３時と９時に下剤シャワーを浴びました。
手術当日は、浣腸をして落ち着いたらシャワーを浴び、午後１時から手術でした。去年はかなりの激痛を耐えての手術だったので、今年は余裕で緊張もせず、ニコニコしながら手術室まで歩いて行きました。事前に何の音楽がいいか聞かれていたので、EXILEが流れており…リラックスしながら麻酔で眠りに落ちました。術後の痛みもさほど無く、楽でした。これも開腹手術を受けたからこその余裕なのでしょうが(笑)当日は絶食でしたが、翌日から流動食が始まりました。おまけに、生理も始まりました(笑)基礎体温と排卵検査薬をしていたので、生理がくるのはわかってましたが…
そして今、術後２日目でこれを書いております。退院は術後５日目になります。手術の結果ですが…
癒着で子宮、卵巣、卵管…何一つみえなかったそうです。妊娠できるはずがありませんとのことでした。ラパロをやって本当によかったです。排卵もしやすいように、卵巣に穴も開けて卵管もキレイにしてくださいました。数ヶ月の勝負ですが、赤ちゃんがきてくれますように。
かかった金額
まだ入院中なのでわかりません。
30歳 不妊原因：不明
前夜22時以降翌朝も禁飲食、ノーメイク、マニキュア禁止
朝8時に病院入り、特殊検査の項目にある人工授精を術前に実施します。(術中に腹腔内での精子検査、卵管鏡、子宮鏡、精子輸送テスト含実施)術後使用する個室へ移動し水分の点滴開始。
10時半手術台へ。麻酔科の先生が現れ自己紹介、今から麻酔入れますねと合図、腕が冷たいと思ったら、終わりましたよ～と既に手術が終わり個室にいました。吐き気もなく既に尿管とオムツが付いており電気毛布、足に簡易マッサージ器が付いてました。水分の点滴は3個、定期的に看護師さんが出血、体温の確認をしに来ました。その間はちょこちょこ寝てました。私が一番辛かったのは尿管を抜く時とベッドから起き上がる時です。血圧が一気に下がるので冷や汗と立ちくらみがヤバかったです。術後の傷は3ヶ所、全然痛くありません傷は5mm 程度。吸収糸の為抜糸無し。手術した病院は都内で日帰りOK なので18時位にサンドイッチが出て食べ当日19時に退院しました。次の日も立ちくらみ以外は通常通りと言ったとこです。
術後の結果は、手術時間62分、出血少量。自力で排卵出来る軽度の多嚢胞ですが卵巣にドリリングと傍卵管嚢胞が2個左右にあり卵管采に少し癒着ありで剥がしてもらい腹腔内洗浄でキレイにしてもらいました。生理後直ぐ手術し術後20日手術したとは思えない程回復早いです。術後初めての排卵を迎えます。排卵してくれれば良いですが…。
費用は健康保険限度額適用認定証を提出したので保険は81109円と個室代、自己負担の特殊検査、ベッド代、血栓予防ストッキング購入で17万です。保険金申請中なので返ってくるお金もありそう。術後検査は手術1週間後に行き異常無し、通常生活に戻ってよしでした。ラパロをしてよかったです。先生の手術が上手い！
かかった金額
17万円
メッセージ
二人目不妊で一人目が自然妊娠だったのでまさか卵管に腫瘍があるとは思いませんでした。原因不明不妊は早期ラパロをおすすめします。
30歳 不妊原因：不明
手術3日前から漢方の下剤を服用。
手術前日は外来検診で最終的な体調チェック。さらに強力な液体の下剤も服用し、午後9時以降絶飲食。（とのことでしたが、夜中の12時までは飲水のみ可で、胃の働きを抑える胃薬を午後11時頃服用）
手術当日は朝9:30に来院。寝間着に着替え、浣腸3回（泣）。その後点滴をし、手術を待つ。13:30頃手術室へ。その直前に安定剤（と思われる）の注射を両腕に打たれ、ぼーっとしながら自分で手術室まで歩く。手術台に横たわった瞬間から意識がなくなり、気が付くと病室のベッドの上。酸素マスクはついたままの状態で、尿道カテーテルもついていた。喉がカラカラでとにかく水が飲みたかったが、翌朝まで我慢するように言われ、付き添いの夫に八つ当たり（笑）それから少しして酸素マスクが外され、少し楽になった。麻酔の影響のためか、一時かなり饒舌だったらしいが、その記憶はほとんどない。その晩はカテーテルと喉の渇きが気になり、ほとんど眠れず。当直の看護師さんが1時間おきに見回りに来てくれていた。
翌朝、8時頃看護師さんが体調チェックに来て、そのあとドクターの診察。やっとカテーテルが外され、飲水もできるように。昼まで様子観察だったため、トイレに行ったり、洗面や着替えを済ませながら待つ。退院は付き添いが必要で夫がどうしても来れなかったため、友人にお願いして帰宅。途中コンビニでプリンを買って、恐る恐る食べてみるが、問題はなし。
次の日の朝に外来診察。経過良好でシャワー解禁。ただそのための傷口の処置が少々面倒だった。
手術後6日目で抜糸。入浴解禁。
かかった金額
1万円
メッセージ
いろいろな方の体験談から、入院は4-5日が普通なのだろうと思っていたら、ここでは一晩だけでOKだったので、この差は何なのだろうと不思議に思っていました。それでも今考えると一晩だけの入院は本当に楽だったと思います。手術前は、不妊の決定的な原因が不明で、もしかしたら内膜症かもしれない、黄体機能もちょっと低いかな、程度のはっきりしない状態でしたが、手術で内膜症だと確定したことと、治療も同時にできたことはよかったです。私の場合、幸いなことに術後の経過が良好で、きっとドクターの腕の良さが関係しているんだろうと信じています。しかも術後1か月余りで、（セキソ、デュファストンは飲んでましたが）自然妊娠しました！現在妊娠4か月です。いろいろな意見や感想があるとは思いますが、私の場合は手術を受けて大正解だったと思います。みなさんも、話をよく聞いてくれて信頼のできるドクターに巡り合えることを心から願っています。
31歳 不妊原因：不明
日帰り入院(術前検査は事前に実施)でした。
◆前日 夜10時以降の絶食と、おヘソを綺麗に洗うように指示をうけていたため、それに従う。なお、水分は、手術当日の朝5時以降、摂取禁止。
◆午前8時 病院へ。手術時に、同時に体内での精子の運動を確認する予定であったため、人工受精を実施。
◆午前8時半 術衣に着替え、入院室(個室)にて、抗生剤投与と水分補給を目的とした点滴をうける(1時間半程度)。
◆午前10時 手術室に歩いてむかう。手術台に寝ると、心電図、血圧などのモニターを付けられた後、麻酔薬の点滴を開始する。その際に、麻酔医から、麻酔薬の性質上、血管痛が発生するかもしれないと言われたが、稀なケースなのだろうと、安心していたら、薬が血管に入ってくるのにあわせて、かなりの血管痛を感じる。そのため、はやく麻酔が効いて欲しいと思ったが、意外にも、20秒くらいは意識が継続し、マスクを装着された途端に意識消失。
◆午前11時半 手術台の上で目が覚める(ちなみに麻酔の間は夢を見ていた)。ゆっくり意識が回復する、というよりは、突然意識がはっきりした感じのすっきりした目覚め。腹部に生理痛のような痛みはあるが、傷の痛みは感じず。すぐに、尿道カテーテルを抜去され、ストレッチャーで、入院室に戻る。その間も点滴継続。
◆午後1時 バームクーヘンと水を出される。吐き気などなく、水を経口摂取できることを確認し、点滴を中止する。
◆午後1時半 看護師に付き添われ、トイレにて排尿。きちんと自力で歩くことができるのを確認し、医師の退院の許可がでる。
◆午後2時 入院室にて、医師に写真にて手術結果の説明をうける。私の治療内容は、子宮内膜症の焼灼、卵管采癒着の剥離および、卵管采の側の不要な出口(病名不明)の閉鎖とのこと。また、お腹の中に大量の血液成分が溜まっていたとのことで、それもきれいに洗ったとのこと。
◆午後2時半 内診にて、異常がないことを、確認の上、数日分の抗生剤と、頓服の消炎鎮痛剤の処方をうけて退院。 帰宅後は、数時間寝て過ごしたが、夕食は、パスタを一人前しっかり食べた。 また、翌日には丸一日美術館に行ったりなど、外出を楽しむほど、身体に負担を感じない手術であった。 傷については、数日は走ったりすると、ひきつれるような痛みが若干あるが、気にはならない程度。
かかった金額
15万円
メッセージ
全身麻酔をするわけだから、リスクが全くないとは言えないが、悩むぐらいであれば、早めに実施することをおすすめできるくらい、身体への負担は軽いと感じた。また、私の場合は、結果的に異常がみつかり、その治療も行えたため、妊娠の希望が100％でないのは、分かってはいるが、今後について、前向きに考えられるようになった。
34歳 不妊原因：不明
1年前に1つ目のクリニックで受けた卵管造影検査で、右側癒着の可能性がありました。特に治療せずでしたが、2つ目のクリニックにて先生がどうしても気になるので検査も兼ねて受けてみてはどうか、との打診があったので 原因を知れるなら、と思い2つ返事で受けました。
・手術前日
夜9時以降絶食。剃毛を終え人生で初めての浣腸をする。5分と持たずトイレへ。 急な刺激により血圧が低下。体全身が冷え、震えと吐き気、呼吸がしにくい。数分後マシになる。
・手術当日（入院）
朝9時病院へ。前日よりもさらに5倍の量の浣腸をされる。液体が入っていくのも気持ち悪かった。 そして再び血圧低下。前日より酷い。 力が入らない。息が苦しい。寒くて震え、冷や汗と涙が止まらない。目の前は真っ白になり意識が薄れそうになるのを必死で堪えた。 後に血圧を計ると下は40台にまで下がっていた。 ナースコールしてください！と怒られたが、あの状態はイヤ(笑)
10時～点滴。
13時20分 手術室へ歩いて行く。手術台に寝転がり手足を固定される。酸素マスクをし、チクっとしますよ～って言われた瞬間から意識が無い。
15時頃 呼吸器が苦しくせき込んで目が覚めた。手術が終わった後でその後病室に運ばれる。特に痛みは無い。尿管に管を通されていたので動きにくかったけど 傷の痛みもそんなに酷くなく、ただ寝てるのがしんどかったです。
・翌日
傷口の消毒を終え朝9時退院。歩くのに少し痛かったですが、自分で運転して帰りました。
後に手術の映像を見せて貰いましたが、右側の卵管采が癒着していたので、卵をうまくキャッチ出来ていなかったようです。その他も多数癒着が見られたので、剥離していただきました。生理の少し前に手術を受けたので、3日後に生理が来ました。一ヶ月経過しましたが、少ししこりが残る程度で、傷口はだいぶ小さくなりました。
かかった金額
97,000円
メッセージ
手術を受ける前に高額医療の限度額申請をしていたので、支払った金額は97,000円程でした。その後生命保険会社に手術給付金の手続きをし、女性疾患も入っていたので十分に戻ってきました。今後手術を受けようと考えてる方は、まず女性疾患に入る事をお勧めします。何かしらの症状は見つかるそうです。私は癒着剥離が出来ただけでも良かったです。
34歳 不妊原因：卵管両側閉塞
以前卵管両側閉塞で広げる手術を受け、その後人工授精を続けていましたが結果が出ない為医師から一度お腹の中を見たほうがいい。と勧められた為、受けることを決めました。
前日14時から入院だったのですが昼間は特にやることなく看護師さんの問診くらいでした。夜はおもゆと出汁の流動食を食べシャワーの後浣腸。3分くらい我慢してね。って言われたけど無理でした。その日は眠剤を服用して就寝。ぐっすり眠れました。
手術当日朝から点滴開始。14時開始の予定だったけど緊急手術が入った為16時前に看護師さんに呼ばれて歩いて手術室へ。眼鏡を外してたので看護師さんから旦那さんに手を振って！って言われたけどぼんやり霞んで見えず…そのまま手術用の帽子をかぶせられて手術台へ。手術着を脱がされた後、麻酔を入れられたけど痛い！針で刺されてるような感覚！痛い痛い！って言いながら落ちました…。
術後は名前を呼ばれて意識を取り戻す。喉に入れた管を抜く時に少し苦しかったけど意識が朦朧としててよくわからなかったです。そのままストレッチャーで病室へ運ばれたけど傷の痛みと生理痛のような痛みで辛かった。すぐに看護師さんが痛み止めの点滴を入れてくれて入眠…。目を覚ました時、旦那さんが手術の説明をしてくれて開けてみたら子宮筋腫があったこと、卵管両側閉塞だったこと。卵管は通す処置はしたけど手ごたえなく、この後は体外受精しか道は残されてないこと。色々ショックだったけど子宮筋腫が成長するまえに取れてよかったです。。術後はずっとベッドで寝てたので腰が痛くて辛かったけど尿管も入ってたので寝返りもなかなかできず起き上がるのも腹筋が使えないので辛かったです。尿管を抜いてからは自分でトイレへ行ったりとにかく動いて！って看護師さんからいわれて動ける限り歩いたりして動きました。動かないと腸と癒着するらしいです。
術後2日目からはどんどん回復して起き上がったり歩いたりするのもラクになりました。ご飯も普通食になって嬉しかったです。3日の夜にはやっとシャワーも浴びることができてさっぱりしました。その後退院までは看護師さんの回診以外はすることなくて院内を歩いたりテレビを見たりでした。
かかった金額
22万円
32歳 不妊原因：通水検査で不良
通ってる病院で喘息の為卵管造影出来ず、通水検査するも不良でラパ ロを進められる。人生初の手術や入院。子宮内膜症の疑いで生理痛も酷くなってきて いた為決心。
手術前検診をすると、子宮裏が全体に癒着をしていて多ほう性卵巣の疑いと言われ。 ついでに、潰してくれるとの事。全身麻酔と、言う事と個室と言う事で手術の一週間 前まで特に不安も無く過ごす。
入院１日目 13時に病院に付き。16時に浣腸。 18時に食事を済ませ21時に下剤を飲む。 21時からは、絶食。初めての入院でなかなか寝れず まぁ術後ぐっすり眠れるし良いかな？ぐらいに思う。 入院2日目 8時から絶飲食になる。9時に浣腸。最後のシャワーを済ませ。着圧靴下 と、手術服に着替え待機。11時に点滴(ブドウ糖) 12時30手術室へ名前と血液型を伝え手術室に入るとドラマで見るような天井には。ライト。その辺り から心臓が口から出るぐらいドキドキする。「呼吸マスク付けますね息を吸ってください」と言われ貧血のように血が引いてくのを感じながら意識が無くなる。 手術後意識が戻るも朦朧とし、医師の話やナースの話を鮮明に覚えている。その後ガクガク震えて怖くなった。 電気毛布をかけてもらうも熱も上がり。熱くなるが意思表示出来る状態じゃなく。 寝てしまいたいけど寝れなくって 喉も、乾くし。横隔膜なのか？肺がこむら返りみたいになり苦しくなる。そして。グ ルグル回り気持ちが悪くなる。過呼吸みたいに、空気が吸えてるのに苦しくなって早 く。朝になって欲しいと願った。
寝て覚めたら手術は、終わってたが。麻酔から覚め、意識がハッキリするまで看護師 に伝わらないし。すごく辛くて拷問でした。 およそ24時間後に意識もハッキリしてきて お水が飲めるようになりました。 手術より全身麻酔がキツかったです。 尿管が取れて２時間後にはトイレ練習も始まり、夕方17時頃には、お粥を食べれる程 に。 傷の痛みは、というと動かなければ痛くない程度で動いたら++ぐらいの痛みあり。 5日目に問題なく退院。
かかった金額
17万円
メッセージ
手術よりも、全身麻酔で苦しみました（笑）でも！やっぱりやって良かったです。10年近く内膜症と闘ってきて見つからなかった内膜症や、今まで言われて無かった多ほう性卵巣も、見つかりすごく大事な部分ですし、今回の手術で子宮裏の癒着も見つかり剥がしてもらえました。エコーや、MRI、卵管造影で見つからない事の方が多いと思いました。悩んでる方は、もちろんリスクは、ありますが子宮の病気は、症状も、現れにくく進行も早いので１度相談だけでもしてみたらよいと思いますo(^▽^)o
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