腸管子宮内膜症の一般的な検査

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検査と治療

ここでは腸管子宮内膜症の基本的な検査について説明します。

■ 内診、直腸診

内診は必ず行うと思いますが、直腸診をあわせて行うのが理想です。
子宮と腸の癒着や後屈具合、子宮の可動性やダグラス窩の硬結などがわかります。

■ 血液検査

(CA125マーカー)この数値が高いと内膜症と疑われるが全てではありません。

■ 尿管造影検査

造影剤の注射後、尿検査をします。尿管に内膜症がないかを検査します。痛みもない簡単な検査です。心配な方は調べてもらいましょう。

■ 大腸内視鏡検査

直腸子宮内膜症の場合間違いなく行う検査です。これをやらずに手術をすることはまずありません。直腸子宮内膜症をガンと誤診され人工肛門になった方がいるくらいですので腸管子宮内膜症の知識がある医師が行うのが理想です。ただし、病変が深部にあると内視鏡での確認はかなり難しいです。(私の場合直腸の一部赤くなってましたがはっきりとした病変は確認できませんでした)

ここで注意すべき点は、必ず生理時に検査を行うことです。生理時以外は出血もないのできちんとした結果が得られないでしょう。女性にとって生理時におしりを出すのはとても恥ずかしいことですが、勇気を出して頑張ってください。

■ MRI

磁気を使って体のいろんな方向からデータをとり画像にします。腹腔内の癒着具合などが分ります。

肛門からバリウムを入れ空気で腸をふくらませてレントゲン撮影する検査で、これで腸の形や狭窄具合がわかります。(私の場合は手術を決定づけたのがこの検査でした。

直腸の壁がかたくなっていて一部細く点状の病変も確認できました)医師によって検査内容が違うかもしれませんが、できれば大腸内視鏡と注腸検査どちらも行った方が良いでしょう。

手術になる場合はしっかりとした下調べが重要です。
自分から申し出ることも大切なことです。同時にやってもらえる所もあります。

■CT

X線を使い体の輪切り状の横断画像をみます。病巣の影や癒着の範囲などを調べます。ここで紹介した検査は一般的なものばかりです。

病院・医師によっては検査項目が多いところもあります。

女性にとってはとても辛い検査もありますが、「人工肛門」にならない為ならどんな検査も乗り越えられるはずです。がんばって乗り切ってください。お悩み・質問などありましたらBBSへお気軽に書き込んでくださいね。全ての腸管子宮内膜症患者の励みになるようなHPを作っていきたいと思います。 管理人 ずんだれ

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